ホスト名の変更

ホスト名をlocalhost.localdomainからtest.walhallaに変更する。

作業前の状況確認

# hostnamectl --static
localhost.localdomain
hostnamectlコマンドを使用すればhostnameの管理ができる。今回は--staticオプションで「static hostname」のみを表示した。これはhostnameコマンドで一時的に変更していても影響を受けない
# hostnamectl --static
localhost.localdomain
# hostname hoge
# hostname
hoge
# hostnamectl --static
localhost.localdomain
#

ホスト名の変更

set-hostnameオプションと変更したいホスト名(=test.walhalla)を指定する。

# hostnamectl set-hostname test.walhalla
#

作業後の状況確認
# hostnamectl --static
test.walhalla
#

パーティションの拡張

partedを使用すれば

# parted /dev/vda resize 2 21.5GB  37.6GB
のようなコマンドでパーティションの拡張ができるらしいと色々なサイト等に記述してある。

だがcentos7の環境ではresizeオプションが無い模様で拡張できない。ちなみにOS、コマンドのバージョンは以下です。

# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.0.1406 (Core)
# parted -v
parted (GNU parted) 3.1
Copyright (C) 2012 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL バージョン 3 あるいはそれ以降のバージョン &lthttp://gnu.org/licenses/gpl.html&gt
このソフトウェアはフリーソフトウェアです。自由に変更、再配布ができます。
法律が許すかぎり、全くの無保証です。

&lthttp://git.debian.org/?p=parted/parted.git;a=blob_plain;f=AUTHORS&gt によって作られました。
#

なのでパーティションをいったん削除し、開始位置を変更せず終了位置移動させてパーティションを拡張できないか試しました。

この手順は公式サイトのような場所に記述されているのは発見できませんでした。データが消えたり、壊れたりするかもしれません。テスト環境等で検証の上で自己責任で作業してください。

仮想ホストのディスク拡張

KVMホストからは30.00 GiBとして認識している&仮想ホストから32.2 GBとして認識しているディスクを拡張する。KVMホストから35.00 GiB&仮想ホストから37.6 GBとして認識されるディスクに拡張する。

ルーティングテーブルのセーブ、リストア

ルーティングテーブルをファイルに保存するには

# ip route save > /tmp/route.conf
とすれば/tmp/route.confに保存されます。

またこの設定をリストアするには

# ip route restore < /tmp/route.conf
RTNETLINK answers: File exists
RTNETLINK answers: File exists
RTNETLINK answers: File exists
#
とすればリストアできます。

centos7でのデフォルトゲートウェイの設定コマンド

man routeにThis program is obsolete. For replacement check ip route.とあるのでcentos7でのデフォルトゲートウェイ設定について調べました。
ip routeはルーティングテーブルを管理するコマンドです。kernelの全てのルートエントリーを表示するには
# ip ro
10.0.0.0/8 dev enp1s0  proto kernel  scope link  src 10.0.0.3
169.254.0.0/16 dev enp1s0  scope link  metric 1002
192.168.122.0/24 dev virbr0  proto kernel  scope link  src 192.168.122.1
#
とします。デフォルトゲートウェイを追加するには以下のコマンドを実施します。
# ip route add default via 10.0.0.1 dev enp1s0
ip route add default
新しいデフォルトゲートウェイを追加する
via 10.0.0.1
デフォルトゲートウェイのIPアドレスを指定
dev enp1s0
設定を適用するデバイスを指定
デフォルテゲートウェイが追加されたことを確認します。
# ip ro
default via 10.0.0.1 dev enp1s0
10.0.0.0/8 dev enp1s0  proto kernel  scope link  src 10.0.0.3
169.254.0.0/16 dev enp1s0  scope link  metric 1002
192.168.122.0/24 dev virbr0  proto kernel  scope link  src 192.168.122.1
#

この設定は一時的な設定でOSの再起動等を実施すると消えてしまいます。再起動等で設定が消えないようにするにはcentos7でのデフォルトゲートウェイの設定ファイルを参照してください。

centos7でのデフォルトゲートウェイの設定ファイル

/etc/sysconfig/network-scripts/route-ifnameを作成します。ifnameは使用するデバイス名に変更します。enp1s0で使用するデフォルトゲートウェイを指定する場合は/etc/sysconfig/network-scripts/route-enp1s0を作成します。ファイルの内容は以下です。
default via 10.0.0.1 dev enp1s0
via 10.0.0.1
デフォルトゲートウェイのIPアドレスを指定
dev enp1s0
設定を適用するデバイスを指定